こんにちは、当サイトに来ていただいてありがとうございます。
管理人のさくらです。
今日は、100円均一で買ったスキレットをシーズニングしたよ、という話です。
買ったばかりのスキレットはそのまま使ったらだめですよ!
このブログでは、
- キャンプを始めたばかりでスキレットを使ってみたい人
- シーズニングのやり方を知りたい人
- オリーブオイルでシーズニングをやろうとしている人
に見てもらいたいです。
それでは
シーズニングとは?
買ったばかりの鉄製のスキレットは酸化防止剤が塗ってあったり、鉄臭かったりそのままでは使うことはできません。
その場合、シーズニングという処理を行うことが必要です。
市販のスキレットはシーズニング済のものもありますが、100円均一クオリティは、シーズニングはしてありません(笑)
シーズニングとは英語では『seasoning』と表します。
『season』は名詞では『季節』ですが、動詞だと『~に味付けをする』という意味になります。
そこから『seasonig』は『香辛料』という意味になります。
また、フライパンなどの調理器具に対しての『味付けをする』という意味でつかわれる『seasoning』は、
『油に慣らす』という意味なります。
フライパンはそのままだと味が無くて、使いにくいってことかな?
スキレットのシーズニング方法
スキレットのシーズニングは少し手間がかかります。
手順としては
- 洗剤で洗う
- 水を沸騰させる×3
- 洗剤で洗う
- から焼きする
- 冷ます
- 油を全体に塗る
- 火にかける
- 6と7を3回繰り返す
- 洗う
3~4時間くらいかかります。
かかった時間を考えるとちょっと後悔しました。
一つ一つ紹介していきますね。
1.洗剤で洗う、2.水を沸騰させる×3、3.洗剤で洗う
まず、シーズニング処理をしていないスキレットは、酸化防止の薬品が塗ってありますので、
薬品を落とさなければいけません。
水を沸騰させたら、5分くらいそのまま沸騰させ続けてください。
4.から焼きする、5.冷ます
フライパンの表面にはいろいろとほこりや塗料などの不純物がついています。
一度から焼をして、焼き切ることを行うと思いますが、
薬剤を熱湯で浮かして落とした後の最後の焼き切りを行います。
ここまでの作業で、油をなじませるシーズニングの下処理が終わりました。
6.油を全体に塗る、7.火にかける、8.6と7を3回繰り返す
シーズニングで使う油は、熱で酸化しやすい油を使いましょう。
荏胡麻(えごま)油や亜麻仁(アマニ)油などが乾性油となります。
乾性油というのは、空気中の酸素と反応して油膜を作りやすい油で、油絵具が固まるのと同じ現象です。
逆にオリーブオイルは不乾性油に分類されていて、油膜を作りにくい油です。
シーズニングには使いにくいので、注意してください。
そして、がんがん煙が出るまでスキレットを熱していきます。
家のガスコンロでは、安全装置が働いてしまうのでカセットコンロかオーブンを使いましょう。
これを3回繰り返します。
9.洗う
最後に水で洗えばOKです。
基本的にしっかりとシーズニングできていれば、洗剤で洗っても油膜ができているので問題はないはずです。
シーズニングの注意点
シーズニングの注意点ですが、以下の2点になります。
- オリーブオイルは使わない
- 野菜をいためなくてもいい
- スキレットは鉄で熱伝導がいいのでやけどに注意すること
イメージが先行してオリーブオイルを使う人が多いのですが、オリーブオイルではうまくシーズニングができませんのでご注意してください。
たしか、ゆるキャン△でもオリーブオイル使ってたような…
シーズニングができていると鉄っぽさは薄まるので、野菜を炒めることもしなくていいですね。
どうしても鉄の匂いが気になる場合は、野菜の切れ端をいためてください。
基本は、料理人の人がお客様に提供するプロの技なので、
私はそれほど気にしてないです。
作業するときは、やけどに注意をしてくださいね。
あしたはこれを使ってコーンバターを作るぞ!!
今日はここまで、さくら。
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