2025年6月7日から9月14日まで、文京区の弥生美術館で開催されている「制服クロニクル展」を見に行ってきました
学校制服を通じて日本の文化や時代背景を振り返る、とても面白い展示です
展覧会の基本情報について

- 会期:2025年6月7日(土)~9月14日(日)
- 開館時間:午前10時~午後5時(入館は16:30まで)
- 休館日:月曜日(7月21日・8月11日の祝日は開館、翌日休館)
- 料金:一般1200円/大・高生1000円/中・小生500円/障害者700円
※竹久夢二美術館と併せて観覧可能、支払いは現金のみ
展示内容と時代背景について

「制服クロニクル展」では、昭和から平成、そして令和へと移り変わる学生服の歴史を紹介しています
単なる「学校の服」ではなく、その時代の若者文化や社会の空気を色濃く映し出しているのが制服の面白いところです
1970〜80年代


ツッパリやスケバン文化の象徴
長ランや短ラン、ロングスカートやボンタンにリーゼント
なめ猫グッズも当時のカルチャーとして紹介されていて、従兄弟の家にあったなぁと懐かしくなりました
1990年代

私の青春時代
ルーズソックス、厚底ブーツ、短めのスカート
盛り髪やデコラ、カラコンのメイクと合わせて、制服は自分らしさを表現するファッションでした
プリクラ、たまごっち、PHSやガラケーといったアイテムも欠かせない存在
当時は「コギャル」「アムラー」ブームがあり、その後「ガングロ」「黒ギャル」へと進化していった時代でした
現代(令和)

より機能性や多様性を重視したデザインに
性別にとらわれない制服や、動きやすさを重視したポロシャツ型の夏服も増えています
今どきの制服事情について

息子の中学校では、つい最近まで「学ラン」だったので驚きましたが、今年からブレザーに変更されたそうです
高校はブレザーで、夏はポロシャツスタイル
時代が進むと、制服の形もずいぶんと変わるものですね
弥生美術館のアクセス方法について
弥生美術館・竹久夢二美術館
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-3
- 東京メトロ千代田線「根津駅」1番出口より徒歩7分
- 東京メトロ南北線「東大前駅」より徒歩8分
- 東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」より徒歩10分
不忍池や東京大学の近くにあり、散策と合わせて訪れるのもおすすめです
展示をみての感想
制服を通して、単なる「服飾史」ではなく、自分自身の学生時代の思い出や、日本の若者文化の変遷を追体験できました
会場で「これ着てた!」と懐かしさを覚えたり、「えっ、今はこんな制服なの?」と驚いたり、
世代によってさまざまな感じ方ができる展示です
世代を超えて楽しめる内容なので、親子で行くのもおすすめです
特に、自分の青春時代の制服を息子や娘に話しながら見て回ると、ちょっとした文化交流にもなるかもしれません

行かれる方は、来週までなので、早めに行って下さいね
久々の手帳を利用しての街歩きでしたが、とても楽しい散策でした
次は、どの展示に行こうかな
おすすめスポットあったら教えてくださいね
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