こんにちは、さくらです。
数年前に発症した脳梗塞のことを書かせていただきます。
記憶の整理も込めて、それと脳梗塞になったらどのようなことがあるのか、参考までに見ていただければと思います。
入院期間が6か月と長いので、何回かに分けて書かせていただきます。
覚えていないので、夫からの話も多く入って作っていってます。
それでは、
2月 自宅にて 脳梗塞発症
2月の寒い日の土曜日に朝8時ごろ起きて、倒れました。
当時は、夫と息子が休みのため家にいました。(奇跡1)
夫は朝ご飯を作ってくれて、私は洗濯物を干そうと洗面所に行きました。
その時に、バタンと倒れたそうです。
そこから私の記憶は2週間くらいありません。
発祥から救急搬送まで
洗面所にて私が倒れた後、夫が気付きすぐに近くに来たそうです。
小学1年生の息子はまだパジャマだったそうです。
普通の子だったらパニックになるはずだと思うのですが、よくわからなかったのか夫の指示に従ってくれたみたいです。(奇跡2)
夫曰く倒れた時、『大丈夫、大丈夫』を私が繰り返し言っていたそうですが、右半身が動かないことを見て、すぐに救急車を呼んでくれました。(奇跡3)
救急隊員が家に来るまでは10分程度、それまでの間に、子供に着替えと朝ご飯を食べさせ、パジャマだった私の着替えと靴を持って、救急車に乗ったそうです。
夫がどうしてこれだけ動けたのかは、15~20才の時にプールの監視員のアルバイトを行っており、その時の上司がとても厳しい人だったらしく、人命救助の方法を叩き込まれたそうです。
それと、中学生の時お父さんがくも膜下出血を経験しており、手が動かないことに対して敏感になっていたそうです。
しかし、夫からは後にあの時もう少し早く動けたら、片麻痺がなかったかもしれないといわれています。
私としては、とても感謝しているのですが。
病院到着 原因判明
病院到着後、すぐに救急治療室に運ばれたそうです。
そこで、MRIを取ったようですが、脳梗塞と肺塞栓症を合併しているとのことが判明しました。
実は、発症前に1週間くらい体調が悪く寝込んでいる日がありました。
それによって、エコノミークラス症候群となり足に血栓ができていたようです。
その血栓が心臓を通り、肺に行き肺塞栓症を発症しました。
肺塞栓のため、息ができなくなっていました。
不幸中の幸い
このまま、すべての血栓が肺に行っていた場合、呼吸不全が解消されずに死んでいたかもしれません。
不幸中の幸いだったのが、なぜか心臓に穴が開いており(ごくまれに心臓に穴が開いている人がいるそうです)
そのことにより血栓がすべて肺に行かず、脳に行ったそうです。(奇跡4)
それにより、脳梗塞が発症してしまいましたが。
脳梗塞では、左脳側に血栓が運ばれたため、右半身の機能障害(片麻痺)と失語症が後遺症になることになりますが、それは次回に書かせていただきます。
生かされているということ
私が今生きているのは、いくつかの奇跡が重なって生きていると感じました。
- 土曜日で夫が休みで家にいたこと
- 子供が私が倒れた時パニックにならなかったこと
- 夫が監視員のバイトを行っていたことにより、救急救命の心得があったこと
- 私の心臓に穴が開いていたことにより、肺塞栓症による即死が免れたこと
改めて文章にしてみると、生かされているな、と感じます。
今回はここまでにしようと思います。
読んでいただきありがとうございます。 さくら
コメント