こんにちは、さくらです。
今回は脳梗塞の経緯について書いていこうと思います。
記憶の整理と日常の忙しさでなかなか書けずにいました。
回復期リハビリ3か月目の話はこちらです↓
今回は、退院に向けて、どのような準備をしていったかの紹介です。
それでは、
退院までの最後の追い込み
リハビリも最後の追い込みになってきました。
最後の1か月でやっていた内容は
- マシントレーニング 30分
- エアロバイク 30分
- ストレッチ 1時間
- 名前の読み書き 1時間
- OT PT ST 各1時間
このようなことを毎日やっていました。
ちなみに理学療法のPTでは5階建ての病院の階段の上り下りを3往復していました。まるで軍隊です(笑)
作業療法のOTでは、洗濯物を干す、取り込む、たたむことや、掃除、ハシの使い方、アイロンのかけ方などひたすら繰り返し行っていました。
体重はなぜか変わらなかったのですが、体脂肪が5%くらい落ちましたね
甘いものも全く食べなかったので、すべて筋肉に変わっていったようですね。
退院後の準備
私の場合は、車いすではないので、段差をスロープにしたり、家に手すりを増やしたりする必要はなかったのです。
ただ、小さな段差やお風呂のバスタブの高さを図って、それに合わせたトレーニングをしたりしました。
退院後のリハビリの講習
退院後もリハビリが終わったわけではありません、当然右手は意志とは関係なく動くので、それを少しでも制御する訓練も行います。
気を抜くと手がグーで固まってしまうので、寝るときに手で握っておくためのボールを用意していました。
退院後のストレッチと筋トレのやり方、言語の勉強の仕方を教わりました。
退院後1年間くらいはやりましたが、症状が安定してきてそれ以外の方法に変わりました
飛行機の乗り方講習
経緯⑥の時に書いていたのですが、退院後すぐに飛行機に乗ってMr.Childrenのライブに行く予定でした。
そのため、飛行機でエコノミークラス症候群にならないように、作業療法士の先生がA4用紙3枚くらいに血行を良くするためのストレッチや、マッサージなどをまとめたものを頂きました。
そんなことをしてくれるなんて、とても嬉しかったです。
戦友たちとアドレス交換
長いこと同じ目的でリハビリを行っていると、入院している人同士で、戦友のような感覚になってきます。
戦争にはいったことはないのですが、ともに片麻痺やリハビリという経験を通して普通の友人とは異なる気持ちになりました。
年齢にかかわらずにお互いのつらいところを知り合った仲となりました。
お互いの連絡先などを交換して、退院後も会えるようにしました。
5年経った今でも手紙やラインで連絡を取り合う人もいます
最後に
入院中はほんとに自分にできないことが多いことを自覚するたびに、落ち込んでいました。
ですが、先生や家族のお見舞い、入院にしている人とのコミュニケーションなどでモチベーションを上げることで、少しでも元気を出していました。
退院後にご褒美を用意することでも、生きる意味を見出していました。
入院期間も長かったので、虫歯などのトラブルもありました。
いろいろありましたが、私の人生の大切な出来事であったと思います。
今回でほとんど退院となりますので、発症の経緯は最終回とします。
長い間見ていただきありがとうございました。
今日はここまで、さくら。
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