脳梗塞の時の経緯② ~集中治療室にて~

発症時の経緯

こんにちは、さくらです。

前回に投稿した脳梗塞の時の経緯①の続きの話となります。

今回も私は意識を失っているところが長く、夫からの話がほとんどになりますので、その時私がどのように思ったかとかは、ほどんどありません(笑)

前回の話しはこちら

集中治療室での時間

病院に運ばれてから、一週間はICU(集中治療室)にいました。

さくらの思っていたこと

私はその時は『病院の看護婦さんやさしいな~』とか、『夢から覚めないな~』とか思っていました。

夫の話だと、体に心電図の電極を付けられ、酸素吸入、血液をサラサラにする薬を投薬するための点滴がつながっていたそうです。

面会も私が体調がいいときに30分以内であったため、病院の待合室で2時間くらい待った日もあったそうで、その時の話を聞くと大変だったんだなぁと思います(他人事)

肺にある血栓がうまく溶けず、血液をサラサラにする薬を許容値の最大まで投与することをしていました。

実はとても綱渡り状態だった!

これは、先生からの説明ですが、脳梗塞の後で機能を失った脳は、そこに血液が流れると膿んでしまい、だんだんと膨れ上がりしまいには頭蓋骨に到達し、ほかの脳も圧迫してしまうことがあるそうです。

それに伴い、脳幹という呼吸器や心臓の鼓動をつかさどる機能がある器官を傷つけてしまうと生命維持ができなくなる危険性がありました。

ですので、脳梗塞が発症して脳の機能が失ってしまった場合は、脳にできるだけ血液がいかないようにして膨らみを抑えなければいけないのですが、さくらの場合は違いました。

そうです、肺に血栓がまだ残っており、それを溶かさなくては呼吸がうまくできず、そのせいで様々な臓器に酸素がいきわたらずに障害が大きく残るといわれました。

  • 脳梗塞→今すぐには死に至らない→血液が流れると大きく腫れる→ほかの脳が圧迫→最悪死亡
  • 肺塞栓→今現状のままだと多臓器不全を引き起こす→血液を流れやすくする薬をすぐに投薬

この極端の治療を同時並行で行わなくてはいけないため、その大変な綱渡りを行っていました。

先生から夫が言われていたのは1週間は脳が膨らむため、予断を許さないと言われていたそうです。

脳が大きく膿む場合は、頭蓋骨を切除して脳の広がりを逃がす手術を行う可能性もありました。

当時の先生や看護師の方には本当にお世話になったと思います。

さらなる問題が!?

しかし、まだまだ問題があり、

  • 右半身不全、失語症→すぐにでもリハビリをしないと症状固定

こうなってしまうと、自宅に帰ることもできなかったのですが、当時の私はまだ夢の中と思っていたため、知る由もなかったです。

無事に一週間経過

綱渡りが成功したのか、血液さらさらの薬を投与しながらの一週間、脳のふくらみが許容値内であったため、一つのヤマは越えることができたみたいです。

症状も安定してきたことから、一般病棟へ移れることになりました。

これからリハビリが始まることとなります。

まだ入院1週間です。

これからまだまだ入院生活が続きます。

今日はここまでです。またよろしくお願いします。さくら

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