仕事を辞めたらどうする?雇用保険の基本手当の金額と受給方法 part2

お役立ち情報

雇用保険について内容が長くなりましたので、本日も書かせていただきます。

さくら
さくら

内容的によくわからないことも多いと思います。そんな時はぜひコメントくださいね。

前回の内容はこちらです↓

今回は、雇用保険の基本手当の内容で

  1. どれくらいの期間支給されるのか?
  2. もらえる金額は?
  3. 申請方法は?

この3つを紹介をします。

それでは

どのくらいの期間支給されるか?

支給される期間は、保険料を払った被保険者の期間と、

前回お話しした、『一般的な離職者』と『特定理由離職者』で異なってきます。

一般的な離職者は、被保険者期間が

  • 10年未満      … 90日
  • 10年以上~20年未満 … 120日
  • 20年以上      … 150日

このように変わります。

さくら
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私の場合は、4年勤めていたあと離職しましたので、次の仕事を探すまで90日分の受け取ることが可能でした。

特定理由離職者は、年齢と被保険者期間の組み合わせで決まります。

このようになっています。

もらえる金額は?

もらえる金額は、(給付日数×基本手当日額)の計算で出すことができます。

基本手当日額は、賃金日額から計算で出します。

基本手当日額=賃金日額(退職前6か月の賃金の合計÷180)×給付率(50%~80%)

さくら
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私の場合は、給与が25万位でしたので賃金日額は12,500円、給付率は50%で、基本手当日額は6,250円でした。

基本手当日額は年齢に応じて上限額と下限額が決まっています。

例えば35歳の場合は、上限額7,570円 下限額2,000円です。

13年勤めた35歳の人が転職のために離職した場合、満額の120日の基本手当を受ける場合、

  • 上限額 7,570円 × 120日 = 908,400円  
  • 下限額 2,000円 × 120日 = 240,000

となります。

給付率と上限額については、年齢と賃金日額によって異なります。

さくら
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下限額は全年齢ともに、日額2,000円です。

年齢別の基本手当日額の計算はハローワークのホームページより確認ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/000602232.pdf

申請方法は?

基本手当の受給方法はなかなか複雑で、条件も多いのですが必要な流れですので、確認していきましょう。

  1. 前の職場から離職票を受け取る
  2. ハローワークに行き離職票を提出する
  3. 7日間の待期期間を待つ
  4. ハローワークに出向き、雇用保険受給説明会を受ける
  5. 2回以上ハローワークで求職活動を行う
  6. 受給決定から4週間後に1回目の失業認定
  7. 20日後に1回目の基本手当が振り込まれる
  8. 1回目の失業認定から4週間以内に1回以上求職活動を行う
  9. 1回目の失業認定から4週間後に2回目の失業認定
  10. 2回目の基本手当が振り込まれる
  11. 支給上限日まで繰り返し

失業認定がされた後に、再就職が決まった場合は、終了となります。

その場合は、再就職手当の申請を出しましょう。

それは次回に説明させていただきます。

最後に

私は、基本手当の受給を経験したことがありますが、講習会を受けたり、書類を出したりといろいろとやることは多いなと感じていました。

それでも、書類を提出するだけで月に6万~18万程度お金が入ってきますので、必要に駆られてやっていました。

さくら
さくら

失業中は国民健康保険と年金も毎月自分で払う必要がありますからね。

少しでもお金に困らないように申請を出しましょう。

2回にわたって雇用保険を書いてみましたが、まだまだ分かりにくいところもあると思います。

基本手当以外にも傷病手当、再就職手当など雇用保険には様々な手当がありますが、紹介しきれていません。

それは今後、紹介していこうと思います。

今日はここまで、さくら

後日part3として書きました。よかったらご確認ください。

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