こんにちは、さくらです。
当ブログに来ていただきありがとうございます。
私の息子は今年で6年生になるのですが、今日は子供の保護者会に行ってきました。
失語症や体にマヒが残って、学校の行事に参加を悩まれている方もいると思いますが、参考になると思いますので、見ていただければと思います。
どのようにして保護者会に参加しているか?
結論から言いますと、失語症とマヒが残る私が、参加するために必要だったことは2つです。
それは
- ある程度のマヒの克服
- 学校の協力
この2つです。
どのようにして参加している体験を含めて紹介していきます。
長かった参加までの道のり
参加までの道のりは、短くはなかったです。
失語症の症状とともに振り返ってみたいと思います。
1年生の時
1年生の時の保護者会は、私と夫で半分に分け合いながら行っていました。
普通の共働き世帯と同じことだったと思います。
保護者会は、学期のはじめと終わりの2回あるのですが、1年生の最後の時は私が脳梗塞で入院をしていたので夫が行っています。
保護者会とは関係ないですが、この年にPTAの役員を終わらしておいたのが非常に良かったと思います。
2年生の時
この時は、夫が仕事の合間を縫ってすべて行きました。
私が病気だから子供の保護者会や行事に参加しないという言い訳を作りたくない、という意地もあったと言っていました。
退院したのが9月でしたが、退院しても失語症とマヒのため行くことができませんでした。
学校はエレベーターやエスカレーターがないので、マヒがあるとつらいですし、
失語症は聞いた内容はなんとなく分かるけどその内容を夫に伝えるときに言葉が思い浮かばないため、うまく伝えられないと思ったためです。
3年生の時
この時もまだ、夫がすべて行きました。
まだまだ、週三回のリハビリは続けていましたが、失語症の症状を知らない人と話すことが難しい状態でした。
満を持しての参加
4年生の時
この時、私は失語症がまだあり、あまりしゃべれませんでした。
この時で話そうと思った後から3~4秒くらい言葉を考えてゆっくり一文字一文字話さなくてはいけないため、本当は保護者会には行きたくなかったです。
その他にも、保護者会ではパパさん、ママさんが4月は自己紹介、その他の月は家での子供の様子や学校への質問を一人一人話すことが必要だったからです。
しかし、夫が出張でいなかったときに保護者会が被ってしまい、満を持して行くことにしました。
この時に夫が学校に、妻がこのような症状のため自己紹介はできませんと、事前に伝えてくれたことにより、自己紹介自体がなくなりました。
毎回の子供の様子の発表も全員なくなったみたいで、保護者会が1時間くらい短くなり、短くなった時間で、個別に相談が必要な人は先生に話す、ということに変わりました。
そこから、私でも保護者会に行けることが分かったため、保護者会の担当が私に変わりました。
5年生の時
コロナでほとんどありませんでした。
1回だけあった保護者会も教室には入らず、担任の先生とは体育館で少しだけ会える対応だったので、行く意味があまりなかったかなと思う内容でした。
コロナ下の最終学年、6年生の保護者会
ここからは今日の話です。
コロナ下ということもあり、今までの年は2学年合同で体育館に集合し、行っていましたが、全学年バラバラの日程で、体育館も一人一人のスペースは1.5mくらいの広さで大きく開いていました。
私は、端っこの隅のほうに座ればいいかなと思って端に座っていたら、同じことを思った同じクラスのママさんが隣に座りました。
時間割です
- 20分の校長先生の話(笑)
- 担任や教科主任の紹介
- 6年生とは?
- 指導の重点
- 学習や行事の予定
このような感じです。
修学旅行や運動会はやって、学芸会や展覧会はやらないようです。
コロナの影響で予定は変わると思いますが、行事を残しているのは学校の努力と思います。
説明会が終わった後、椅子を各自片づけるという難題を言われたときに、隣のママさんが持ってくれました。
本当に助かりました。ありがとうございます。
このようなことがあり、教室には入らず解散となりました。
障害を持った親が学校行事などに参加する際に必要なこと
息子が4年生の時に参加した保護者会ですが、何もなしに参加が可能だったわけではありませんでした。
この時に必要なことは2つありました
- ある程度のマヒの克服
- 学校の協力
この2つです。
ある程度のマヒの克服
これは、教室まで階段を登れるだけのマヒの克服が必要です。
それと、学校で聞いた内容を夫に伝えるだけの失語症の克服です。
かなり厳しいです。私は2年かかりました。
失語症の部分はボイスレコーダーなどのアプリを携帯電話に入れておけばいいかもしれません。
学校の協力
保護者会での、保護者の自己紹介や子供の様子の発表など、私には難しいことがあります。
それに対して、事前に連絡をすることで動いてもらうようにお願いする必要があります。
学校の協力があれば、保護者会参加ではなく、個別に先生との面談も可能かもしれません。
障害を持った親と保護者会について
6年間の保護者会をまとめてみましたが、
私の経験だけの話ですが、一般的な学校は障害を持った親に厳しいな、という印象と
ある程度伝えてみると改善してもらえるという印象です。
皆さんの中で、難しいなと思って子供の保護者会や学校行事に参加ができないな、と思っている方は、学校に一度相談をしてみることをお勧めします。
学校も少しずつ変えることができるかもしれません。
小学校最後の1年も頑張ってやっていこうと思います。
今日はここまで、さくら
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