こんにちは、当サイトに来ていただいてありがとうございます。
管理人のさくらです。
今日は普段通っているリハビリでやってる部活のようなところで、陶芸品を作ったよ、というとても私的な内容です。
なので、すごくまったり読んでください。
このブログでは、
- さくらの日常が知りたい
- 陶芸について知りたい
- なんとなく緩くブログを読みたい
という方に読んでいたけたらと思います。
それでは、
始まりは2020年2月
1年がかりというのはとても壮大な作品になると思ってしまうかもしれませんが、
企画が始まったのが、2020年の2月でした。
本当はもっと早く完成する予定だったのですが、
コロナウイルスの影響で全く完成することなく、ずっと計画が後ろ倒しになっていました。
緊急事態宣言中は、当然活動停止でしたし、活動再開後も、教室に入れる人数が制限されたことで、
1.2か月に1回しか作業ができなかったりと、まったく進みませんでした(笑)
そんな感じでようやく完成したので、少し思い入れもあります。
使う土は白土
私が、今回の陶芸で使用していたのはポピュラーな白土という粘土です。
土の粒の大きさは、小さい方から粘土<シルト<砂<礫というものなんですが、
陶芸で主に使われるのは主に粘土です。
たまに、あえて砂を混ぜて質感の変化を楽しむこともありますが、私は初心者なので、
白土の粘土一択です(笑)
土の種類は6種類あるよ
一般的な白土のほかに
土の中に鉄分が含まれていて、酸化による錆で土の色が赤くなっている赤土。
白土に黒色の顔料を加えて、黒色にした黒土。
長石なのが入っていて焼き上がりがキラキラとガラスのような感じになる磁器土。
白土と磁器土の中間の半磁器土。
鍋用の鍋土。
このような種類の土があるそうです。
ひたすらこねます
私が作った焼き物は、くるくる回るろくろを使って作るものではなくて、
ひたすらこねてこねてこねて作ります。
両手を使える方は、あまり時間がかからないと思いますが、
私は片手なので、人の2倍かかります。
1時間くらいこねました。
粘土をこねる意味ですが、いくつかあります。
粘土の塊ですが、塊の中には土の粒と、水分と空気がバラバラの割合で含まれています。
それをこねることで、
- 割合を均一にする
- 土の中にある空気を抜く
- 目的の水分になるまで水分をちょっとずつ少なくしていく
このような目的でこねていきます。
こねるのが足りないと、うまく強度が出ないんだよ~
ここで、いい焼き物ができるように気合も込めます(笑)
型に合わせて形を整える→半乾燥→仕上げ→乾燥
サイトで型を印刷してもらって、その型に合わせて形を整えていきます。
整ったら1時間程度の半乾燥をさせます。
1工程に1か月くら間が空いてしまうので、半乾燥なのかどうかは疑問が残りますが、一回乾燥させます(笑)
そのあと、ざらざらが無いように仕上げを行い、再度乾燥を行います。
素焼き→釉→本焼き
乾燥が終わったら、一度、本焼きの前に低い温度で素焼きを行います。
素焼きを行うことにより、乾燥によって少なくなっていた焼き物の中に含まれている水分がより飛び、焼き物が強くなります。
また、この後に塗る釉(うわぐすり)という表面をピカピカにコーティングする薬剤がよく焼き物に染み込みやすくなります。
この釉も、植物由来と鉱物由来で名前が変わるらしいです。
さくらが塗ったのは植物由来の石灰のようなものかしら?
その後本焼きをすることにより、釉が溶けてガラス質になります。
完成
ミッキー型のかわいい焼き物が完成しました。
次回は、黒土を使ってミニーに挑戦をします!
今回は、普段陶芸なんて行わない私が一年かけて一つの作品を作ったお話でした。
一つ一つの工程にちゃんと意味があるので、とてもいい経験になりました。
次はもっといいものを作れたらいいなと思います。
今日はここまで、さくら。
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